「想い出のフライヤー展」開催に寄せて

大阪で「捨てられないフライヤー展」という展示を企画したところ、「東京なら行ったのに…」といった反応が少なからずあって、何だかなーという気持ちになっていた時期がありました。そんな時、「東京で独自にやりたい」と細谷さんが言ってくれたのがどれだけ嬉しかったことか…。先人たちもそういった精神で人々の記憶に残るイベント/フライヤーをつくってきたのだと思います。
さて、同じフライヤーをテーマにした展示でも、土地や参加者、展示の切り口が変わるとまったく違った内容になるはず。それくらい深みのある題材なのは間違いないので、細谷さん流の料理法や個々人の「想い出」が染み出てくるようなフライヤーが見られるのを楽しみにしています。

吉田雅生(おとうた通信)